南材木町から穀町に向かう道に、仙台市指定の「杜の都景観重要建造物」がいくつかあります。その中の1つ「小林薬品」。
現在も営業している薬局で、個人的にもお世話になっております。
目次
杜の都景観重要建造物とは?
仙台市が、まちの景観形成に重要な役割を果たしている歴史的・文化的建築物や工作物・樹木などを、杜の都景観重要建造物等に指定する制度があり、これに指定された、歴史的・文化的建築物や工作物・樹木のことです。
小林薬品
指定日 平成14年10月15日
建築年 明治初期
構造 2階建て・土蔵造・瓦葺
建物の歴史や特徴
明治初期の創業。元は味噌・醤油の醸造を行っていたが、約50年前から薬局になったそうです。現在の店主は5代目。
左右対称に開けられた虫籠窓(むしこまど)と、それを取り囲む海鼠壁(なまこかべ)が特徴。
間口5間の大きさと5尺下がった2階壁とのボリュームとバランス、大きな屋根にしっかりした海鼠壁が風格を感じさせます。
また、店内には箱階段や方立を差し込む金具が、今も残っているそうです。
【運動初心者のための街歩きウォーキング VLOG#9】宮城県仙台市若林区 南材木町から穀町/杜の都景観重要建造物/枡形の道 【ダイエット・健康・体質改善】
参考資料
・若林区WALKER 河原町編 発行:仙台市若林区まちづくり推進課
・杜の都景観重要建造物等 ~杜の都の歴史と文化の継承~
発行:仙台市都市整備局 計画部 都市景観課
杜の都景観重要建造物等
https://www.city.sendai.jp/kekan/jigyosha/taisaku/kenchiku/toshikekan/toshikekan/kenzobutsu.html