仙台市若林区の南材木町にある「旧針惣旅館」。この建物は「杜の都景観重要建造物」に指定されています。近くに小林薬品、旧丸木商店と「杜の都景観重要建造物」が立ち並んでおります。
杜の都景観重要建造物とは?
仙台市が、まちの景観形成に重要な役割を果たしている歴史的・文化的建築物や工作物・樹木などを、杜の都景観重要建造物等に指定する制度があり、これに指定された、歴史的・文化的建築物や工作物・樹木のことです。
旧針惣旅館
指定日 平成29年12月20日
建築年 店蔵:明治中期 主屋:昭和7年
構造 店蔵:土蔵造り・瓦葺・二階建 主屋:木造・瓦葺・一部二階建
建物の歴史や特徴
明治中期につくられた蔵は、小作人からの納入米の受付所や事務所として、戦前まで使われてたそうです。昭和初期に建てられた建物は、周辺に宿泊施設が少ないことから、昭和23年から昭和61年まで「針惣旅館」として旅館を営み、数多くの著名人や文人墨客が滞在したそうです。
また、住宅は一部洋風建築になっているところがあり、和洋折衷様式の建物になっています。
現在、敷地内に入ることはできないのですが、ひな祭りの頃にイベントが開催され、庭内の見学ができるようです。そういう機会があれば、改めて拝見してみたいですね。
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参考資料
・若林区WALKER 河原町編 発行:仙台市若林区まちづくり推進課
・杜の都景観重要建造物等 ~杜の都の歴史と文化の継承~
発行:仙台市都市整備局 計画部 都市景観課
杜の都景観重要建造物等
杜の都景観重要建造物等