河原町商店街がある南材木町には、仙台市指定の「杜の都景観重要建造物」があります。その中の1つ河原町商店街にある「旧仙南堂薬店」。


目次
杜の都景観重要建造物とは?
仙台市が、まちの景観形成に重要な役割を果たしている歴史的・文化的建築物や工作物・樹木などを、杜の都景観重要建造物等に指定する制度があり、これに指定された、歴史的・文化的建築物や工作物・樹木です。
旧仙南堂薬店
指定日 平成16年3月25日
建築年 大正4年
構造 2階建て・土蔵造・カラー鉄板葺
建物の歴史や特徴
建物は大正4年に砂糖、粉、水飴の販売を手掛けてきた西村商店が建築。昭和43年からは仙南堂薬品が看板をあげ、平成13年まで営業を行ってたということです。
土蔵造りの建物は大正元年築。漆喰の白壁と秋保石を組み合わせた、独特の雰囲気が特徴的。建物の平面が平行四辺形になっており、内部の大黒柱や仕口も斜めになってます。
建物だけではなく、この看板に歴史を感じます。
参考資料
・若林区WALKER 河原町編 発行:仙台市若林区まちづくり推進課
・杜の都景観重要建造物等 ~杜の都の歴史と文化の継承~
発行:仙台市都市整備局 計画部 都市景観課
杜の都景観重要建造物等
https://www.city.sendai.jp/kekan/jigyosha/taisaku/kenchiku/toshikekan/toshikekan/kenzobutsu.html